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顎関節症

1.顎関節症

顎の関節や周囲の組織に現れる痛みや障害です。これらの総称を医学的に顎関節症と呼んでいます。 日本顎関節学会では、「顎関節症の定義」を『顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靱帯障害、関節円盤障害、変形性関節症などが含まれている』としています。

2.特徴

女性患者が圧倒的に多く、男性との性差は、3~4 :1です。年齢では20~30歳代がもっとも頻度が高いといわれています。

3.主な症状

・口が開かない
正常な人は縦に指三本分入る(40~50㎜)が、指が2本程度(30mm)もしくはそれ以下しか入らない。朝起床時に症状がでることもあります。
・顎の痛み、周辺の頬やこめかみの痛み。
顎関節症の多くは常時痛むことは少なく、顎を動かしたときの症状が大半で、顎関節周囲の筋肉痛や顎や関節の運動障害がみられます。
・顎が鳴る顎関節の雑音
顎を動かしたときに耳の前あたりで「カクカク」音がする。「ジャリジャリ」「ミシミシ」といった音の場合もあります。
・噛みあわせがおかしい
顎関節部に痛みがあったり筋肉痛がある場合、顎の動きに変化が生じて噛み合わせが変わることがあります。

4.原因

異常な噛みあわせ 不適合な金属や虫歯や歯の抜いたところを長期間そのままにしておくと、咬みあわせがズレ、バランスが崩れてしまい、顎の痛みや腰痛や頭痛や肩こりなど全身的な障害をおこします。また、親知らずも原因になる場合があります。
ブラキシズム 「くいしばり」や「歯ぎしり」や「歯をカチカチならす」などのことをといい、筋肉を緊張させて顎関節に過度の負担をかけます。最も大きな原因と言われてます。
ストレス 精神的な緊張は、筋肉の緊張をおこし夜間に食いしばりや歯ぎしりを招きます。
偏咀嚼 左右どちらか一方でばかり噛む癖を偏咀嚼といい、片側だけに多くの負担をかけることになり、発症の原因になります。
顎や筋肉に負担をかける習癖 うつ伏せ寝、頬杖、猫背の姿勢なども関節に負担をかけます。※急に大きく口を開ける動作など
外傷 打撲や交通事故など関節部への外傷も様々な症状を起こします。
解剖学的構造 顎変形症など先天的な問題がある場合もあります。
以上のような原因だけではなく、様々な要因がいくつも重なって症状がでますので、症状によって専門医へご紹介いたします。

5.症状の確認

・問診や視診を行います。
・レントゲンやCTを撮って骨に問題がないか確認します。
・必要な場合は、他の病院へMRIを依頼し、軟組織や軟骨などの問題がないか確します。

6.治療

原因除去療法 不適合な金属のやりかえ
虫歯の治療
歯を抜いたところにブリッジや義歯をいれる
原因の親知らずの治療
咬みあわせの調整および治療
誘発因子除去療法 顎の安静
ストレスの発散
歯ぎしりなどの過剰運動の防止
筋肉の緊張部のマッサージ
薬物療法 消炎鎮痛剤、筋弛緩剤の投与
保存療法 スプリント(マウスピース)を使用
顎関節や筋肉への負担を軽くしたり、歯ぎしりや食いしばりによる筋肉の緊張を緩和します。
非観血的療法 関節部に炎症がある場合、関節内パンピングという治療があります。
これは、関節内の洗浄をする方法で、炎症性物質を洗い流して症状の改善を図る方法で即効性があります。この治療は専門医が行う必要がありますので、必要な場合はご紹介いたします。
観血的療法
外科的手術になります。
非観血的療法とは異なり、外部から直接関節を切り開いて外科手術を行う治療です。関節円板切除術、顎関節鏡視下手術などがあり、全身麻酔での手術です。
顎関節症は痛みが少なくいため放置しがちです。痛みがないからといって放置すると外科手術することもあるため、違和感を感じたら早めにご相談して下さい。

診療科目
一般歯科、小児歯科、口腔外科、インプラント、歯周病、審美歯科、義歯、顎関節症、予防歯科
診療時間
AM9:00~13:00
PM15:00~19:00
※水曜日の午後は休診となります。
※土曜日の午後は
14:00~17:00まで
休診日
日曜日、祝日、水曜午後

※急患などの場合はこの限りではありません。
※学会参加などで、予定が変更する場合がございますのでご了承下さい。